11月に気をつけたい感染症|兵庫県でインフルエンザが流行中!予防と対策のポイント

11月に入り、朝晩の冷え込みや空気の乾燥が気になる季節になりました。
この時期は、インフルエンザをはじめとする感染症にも注意が必要です。
2026年は全国的にインフルエンザの流行が例年より早く始まっており、兵庫県でも感染が広がっています。
今回は、兵庫県での最新の感染症流行状況と、日常生活でできる感染予防のポイントをご紹介します。

今、兵庫県ではどんな感染症が流行している?

兵庫県感染症対策センターが2026年10月29日に公表した週報(10月19日〜25日)によると、特に注意が必要なのがインフルエンザです。

インフルエンザ:県内で注意報レベルに

兵庫県内のインフルエンザ患者報告数は、定点医療機関1か所あたり15.02人となり、前週の10.05人から約49%増加しました。
県全体で注意報レベルに達しており、姫路市や加古川・福崎保健所管内など、一部地域では警報レベルに達しています。
インフルエンザは、急な発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、強いだるさなどが現れることがある感染症です。
高齢の方や基礎疾患のある方などは重症化することもあるため、注意が必要です。

新型コロナウイルス感染症・RSウイルス感染症にも注意

同じ期間の兵庫県内では、新型コロナウイルス感染症の定点あたり患者報告数は0.76人で、前週の0.79人からわずかに減少しました。
一方、RSウイルス感染症は1.12人から1.38人に増加しています。
RSウイルス感染症は、乳幼児や高齢の方などで重症化する場合があります。
インフルエンザ以外にも、咳や発熱などの症状が現れる感染症があることを覚えておきましょう。

新型コロナウイルスBA.3.2「セミ型」は長期にわたって検出されずに潜伏していたものが突然発見されたことからそう言われているようです。

感染性胃腸炎にも気をつけましょう

兵庫県では、同じ週に感染性胃腸炎も定点あたり3.58人の報告がありました。
感染性胃腸炎にはさまざまな原因がありますが、これからの冬の季節はノロウイルスにも注意が必要です。
ノロウイルスは、嘔吐や下痢、腹痛などを引き起こすことがあり、手指や食品などを介して感染が広がる場合があります。
トイレの後や食事の前には、石けんと流水による丁寧な手洗いを心がけましょう。

※上記は2026年第43週(10月19日〜25日)の感染症発生動向調査に基づく速報値です。定点あたりの数値は、指定された医療機関からの報告数をもとに算出されています。

秋から冬にかけて感染症に注意したい理由

秋から冬にかけては気温が下がり、空気が乾燥しやすくなります。
空気が乾燥すると、鼻やのどの粘膜が持つ防御機能が低下し、呼吸器感染症にかかりやすくなるとされています。
また、寒い時期は窓を閉めたまま過ごす機会が増えるため、室内の換気不足にも注意が必要です。
感染症を防ぐためには、乾燥対策だけでなく、手洗いや換気などを組み合わせることが大切です。

日常生活でできる感染症対策

1. こまめな手洗いを心がける

外出先から戻ったときや食事の前、トイレの後などには、石けんと流水でしっかり手を洗いましょう。
指先や指の間、親指などは洗い残しやすい部分です。
手洗いが難しい場面ではアルコールによる手指消毒も役立ちますが、ノロウイルス対策では石けんと流水による手洗いが特に重要です。

2. 室内の換気と乾燥対策

寒い季節でも、室内の空気を入れ替えることは大切です。
換気設備を活用したり、窓を開けたりして、こまめな換気を心がけましょう。
また、室内が乾燥している場合は、加湿器などを利用して湿度を50〜60%程度に保つことも効果的とされています。
暖房を使う季節だからこそ、室温だけでなく湿度にも目を向けてみましょう。

3. 咳エチケットを意識する

咳やくしゃみが出るときは、周囲の人に感染を広げないための配慮も大切です。
状況に応じて不織布マスクを着用し、マスクがない場合はティッシュや腕の内側などで口と鼻を覆いましょう。
特に通勤・通所時や人が集まる場所では、周囲への気配りも感染予防につながります。

4. 十分な休養と食事を大切にする

睡眠不足や疲労が続かないよう、日頃から休養を取ることも大切です。
また、バランスのよい食事や水分補給を意識して、体調を整えておきましょう。
インフルエンザについては、ワクチン接種も発症や重症化のリスクを減らすための有効な対策とされています。
接種を検討する際は、医療機関などへ相談しましょう。

体調が悪いときは無理をしないことも大切

仕事や通所の予定があると、多少の体調不良でも無理をしてしまうことがあるかもしれません。
しかし、発熱や強いだるさ、咳、嘔吐や下痢などの症状がある場合は、まず自分の体調を優先することが大切です。
無理に外出せず、職場や事業所に連絡して休養を取りましょう。必要に応じて医療機関へ相談することも重要です。
特にインフルエンザは、症状が出る前や熱が下がった後も、周囲に感染を広げる可能性があります。
「少しよくなったから大丈夫」と急いで普段の生活に戻るのではなく、体調の回復と周囲への感染予防を意識しましょう。

まとめ|毎日の小さな対策を大切に

兵庫県内ではインフルエンザの感染が広がっており、これからの季節も引き続き注意が必要です。
感染症を完全に防ぐことは難しいものの、手洗いや換気、咳エチケット、十分な休養など、日常生活の中でできることはたくさんあります。
また、体調が悪いときには無理をせず、早めに休むことも大切な感染症対策です。
安心して働き続けるためにも、自分自身の体調と向き合いながら、できることから予防を心がけていきましょう。

リスタルでも、日頃から体調の確認や声かけ、消毒・清掃などの感染症対策を心がけています。
体調の変化に早めに気づき、無理をせず相談できることは、安心して働くためにも大切です。
これから寒さが厳しくなる季節ですが、一人ひとりができる対策を続けながら、健康に気をつけて過ごしていきましょう。


参考情報

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