障害がある人向けの求人が多い仕事:業種別にわかりやすく紹介します
障害のある人の求人が多い理由とは?
障害があっても働きたいと思っている方向けに、この記事では実際に求人が多く障害のある人が多く働いている業種と仕事を中心にまとめました。厚生労働省の最新データ(令和7年)によると、民間企業で働く障害のある人は約70万4,610人となり、過去最高を更新しています。
製造業や小売業、医療・福祉業などで特に雇用数が多く、求人の機会も比較的たくさんあります。自分に合った仕事を探すときの参考にしてください。
企業は法律で障害のある人を一定数雇う義務(法定雇用率制度)があります。
そのため、特に規模の大きな業種では求人が出やすく短時間や簡単な作業から始められる仕事が多くあります。雇用者数が多い業種ほど求人の数も安定しやすい傾向があります。
法定雇用率精度について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jigyounushi/page10.html
本記事はあくまで傾向や一例とお考えください。他の業種でも多様に仕事は存在します。
今すぐ働きたい!という方は業種を目安にしてみてもいいかもしれません。
障害者の求人が多い業種の一例
小売・卸売業(スーパーやお店の仕事)
求人が特に多い業種の一つです。スーパー、コンビニ、ドラッグストア、ホームセンターなどで、障害のある人の雇用数が多く、求人も出やすいです。
主な仕事は商品を棚に並べる、在庫の確認、簡単な接客やレジ補助、袋詰め、軽い清掃などです。
作業がマニュアル化されていて覚えやすいため、初めての人や発達障害がある人にも取り組みやすい求人がたくさんあります。
シフト制で週に数日だけ、または1日数時間から働けるお店が多く、近所で探しやすいのも特徴です。お客さんと関わる仕事が苦手な人は、裏方の作業中心の求人もあります。
小売店舗はどのような地域にもあるため、お住まいの近隣で探している方に特にオススメな業種と言えるでしょう。
製造業(工場での軽作業)
障害のある人の雇用数が多く、求人も安定して出ている大きな業種です。食品工場、部品工場、容器を作る会社などでよく募集があります。
主な仕事は食品を袋に入れる、部品を組み立てる、梱包する、検品する、清掃作業などです。
手順がはっきりした繰り返しの作業が多いので、集中して取り組める人に合っています。特に知的障害がある人や、身体障害で軽作業を探している人に求人が多く出ています。大手企業では作業環境を安全に整えたり、グループ会社で雇ったりするところが多いです。長く安定して働きたい人に求人が集まりやすい業種です。
工場は男性向けと思われがちですが、女性も多く働いています。精密さやルーティーン作業は女性のほうが適正が高い場合があり、適正に応じて配置されるケースもあります。
医療・福祉業(介護や施設の仕事)
求人数が多く、障害のある人も多く働いている業種です。病院、介護施設、福祉サービス会社などで機会がたくさんあります。
仕事内容は利用者さんの食事や移動のサポート、施設内の掃除、事務作業、簡単な施術のお手伝いなどです。
視覚障害がある人が訪問マッサージの仕事をしているケースもあります。業界全体で障害への理解が進んでいるため、働きやすい求人が目立ちます。人の役に立つ実感が得やすく、経験がなくても始めやすい仕事が比較的多く募集されています。
福祉・介護関連は常に人手が足りていませんので、狙い目といえるでしょう。
パソコンを使った仕事
IT・情報通信業・webなど
求人が増えてきている業種です。特にデスクワークのみでできる仕事が多く、精神障害や発達障害がある人にも機会が広がっています。
主な仕事はデータ入力、簡単なWeb更新から、サイト作成、サポート(ヘルプデスク)、サーバーなど多岐にあります。
デスクワークで働ける求人が多く、人前に出たくない方にもオススメの業種です。
人手不足や次世代育成のために、未経験OKの研修付き求人も少しずつ増えています。
スキル次第で仕事の幅を広げていきやすいのはこの業種の特徴と言えるでしょう。
金融・保険業(銀行や保険会社の事務仕事)
こちらも、安定した事務仕事の求人がある業種です。 主な仕事は書類の整理、データの入力、予定の管理など、パソコン中心の作業です。
正確にコツコツ進めるのが得意な人に合った求人が出ています。規則がしっかりした会社が多いので、配慮を受けやすい環境の求人も比較的見つけやすいです。
稀に営業と同行するような業種もあるので、仕事内容の確認はしっかり行いましょう。
リスタルではwebサイト制作・事務のスキルを学習するカリキュラムを豊富に用意しています。
関連する業種についての解説なども定期的に行っていますよ。
自分に合った求人を見つけるために
簡単に希望に合わせた傾向をまとめてみました。
- 小売業 → 近場で働きたい、シフトが柔軟な仕事がいい
- 製造業 → 黙々と作業したい、安定した求人が欲しい
- 医療・福祉 → 人の役に立つ仕事がしたい
- IT ・事務→ パソコン・デスクワーク中心がいい
※在宅は減少傾向なのでそれだけで絞らないほうがいいです。
ハローワークや障害者就業支援センターに行くと、求人が多い業種の情報を教えてくれます。
会社見学や短い実習ができる場合もあります。必要な配慮(休憩の取り方、作業の工夫など)を事前に相談すると、長く続けやすくなります。
これから働く皆さんへ
製造業、小売業、IT、医療・福祉を中心に、障害のある人が働ける求人が多く出ています。
企業も法定の人数を満たすために障害者雇用の機会を増やしています。 焦らず、自分のペースに合った業種から探してみてください。支援機関の人と一緒に進めると安心です。
この記事が求人探しの参考になれば嬉しいです。
実際に動くときは、最新の求人情報と専門の支援機関に相談しながら進めることをおすすめします。
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参考ソース
- 厚生労働省「令和7年 障害者雇用状況の集計結果」
- https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67490.html
- 厚生労働省「令和5年度障害者雇用実態調査結果報告書」 https://www.mhlw.go.jp/content/11601000/001233721.pdf
- 厚生労働省「令和5年度障害者雇用実態調査の結果を公表します」 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39062.html