障害年金を受給中でもA型事業所で働ける!受給への影響や注意点をわかりやすく解説
A型事業所で働くと障害年金が支給停止になる?
障害年金を受給している人の中には、「A型事業所で働いたら年金が止まるのでは?」と不安に感じる人も多いでしょう。
結論から言うと、障害年金を受給しながらA型事業所で働くことは可能です!
ただし、更新時などに注意すべき点がいくつかあります。
今回は、A型事業所で働く場合の障害年金受給への影響や注意点についてお話しますので、ぜひ最後までご覧ください!
A型事業所とは?障害年金受給者も利用できる就労支援
A型事業所の仕組み
「そもそもA型事業所とは?」という方のために説明すると、A型事業所は雇用契約を結んで働く福祉サービスのことです。
雇用契約を結んでいるので最低賃金が保証されており、かつ福祉的な支援を受けながら働ける就業形態として注目されています。
就労移行支援やB型事業所との違い
就労関係の福祉サービスとしてA型事業所と混同されがちなものに、「就労移行支援事業所」と「B型事業所」があります。
「就労移行支援」は「働くための前段階としての訓練の場所」なので賃金は発生しません。
「B型事業所」は「雇用契約を結ばずに自分のペースで生産活動を行う場所」で「工賃」というものが支払われ、こちらは最低賃金は保証されておらず、月給も少額であることが多いです。
収入面などを理由に、A型へ変更を希望する利用者も多いです。
リスタルでも就労移行・B型経由で移行してきた利用者さんは複数いらっしゃいます。
障害年金を受給しながらA型事業所で働ける?
働いただけで年金が停止されるわけではない
A型事業所で働いている=即年金支給停止ではありません。
障害年金は、障害の状態で判断されるため、A型事業所で働いているからといってすぐに停止されることはありません。
なぜA型事業所でも障害年金を受給できるのか
A型事業所で働くことは、一般就労とは異なる「福祉的就労」です。
そのため、勤務時間や業務内容について一定の配慮が行われています。
例えば、一般企業では1日8時間勤務が基本的ですが、A型事業所では4〜5時間程度の勤務となるケースも少なくありません。
また、業務内容についても障害特性に応じた配慮が行われています。
審査で見られるポイント

障害年金更新時の審査で重要視されるのは例えば下記のものがあります。
- 業務内容
- 勤務時間
- 配慮の有無
- 通院状況
- 日常生活能力
A型事業所は先ほども述べたとおり、障害や病気への配慮を受けながら働くことを前提とした福祉サービスです。
そのため、業務内容や勤務時間、職場での配慮といった点が審査で考慮されることもあります。
ただし、「A型事業所で働いているから障害年金を受給できる」「働いているから受給できない」というように単純に判断されるわけではありません。
更新時には就労状況だけでなく、通院状況や日常生活への支障の程度なども含めて総合的に判断されます。
例外的なケース
A型事業所で働いている場合に発生することは極めて少ないですが、フルタイムかつ支援員の補助が一切なく働いていた場合は健常者と同等の労働ができると判断される場合があります。
ただし、このようなケースは全国でも滅多にありませんので、通常の形態でA型を利用している間は大丈夫と言えるでしょう。
A型事業所で働くときに知っておきたい注意点
障害年金を受給しながらA型事業所で働くことは可能ですが、いくつか注意しておきたいポイントもあります。
特に障害年金の更新や日々の体調管理に関わるため、事前に確認しておきましょう。
更新時に就労状況が確認される
障害年金の更新時には、現在の就労状況が確認されることがあります。
勤務時間や仕事内容、職場で受けている配慮などが参考にされる場合もあるため、働いている状況を正確に把握しておくことが大切です。
主治医には働いていることを伝える
診断書は障害年金の審査において重要な資料です。
そのため、A型事業所で働いている場合は、仕事内容や勤務日数、職場で受けている配慮などを主治医に伝えておきましょう。
実際の状況を正確に伝えることで、診断書にも反映されやすくなります。
無理な就労は避ける
収入を増やしたい気持ちから無理をして働き続けると、体調を崩してしまう可能性があります。
A型事業所は支援を受けながら働ける環境ですので、体調に不安がある場合は支援員や主治医に相談しながら無理のないペースで働くことが大切です。
自分のキャパシティを超えた働き方をして心身を崩してしまっては元も子もないですので、自分にあったペースをゆっくりと作っていきましょう。
A型事業所で働くメリット
障害年金を受給しながら利用できるA型事業所には、収入面だけでなく生活面や将来の就労においてもさまざまなメリットがあります。
収入を得ながら働ける
A型事業所は雇用契約を結んで働くため、最低賃金以上の給与が支払われます。
障害年金とあわせることで、生活の安定につながる場合もあります。
生活リズムが整う
決まった時間に通所して働くことで、生活リズムを整えやすくなります。
規則正しい生活は、体調の安定や社会参加のきっかけにもなるでしょう。
一般就労へのステップになる
A型事業所では、働くために必要なスキルや経験を積むことができます。
将来的に一般企業への就職を目指している方にとっては、そのための準備期間として活用することも可能です。
リスタルでは職務経歴書の自己PR添削、ナビゲーションブックの作成など就活の補助も行っています。面接への同行も希望者には行っていますよ。
まとめ

結論として、障害年金を受給しながらA型事業所で働くことは可能です。
働いているという理由だけで障害年金が停止されることはなく、更新時には障害の状態や日常生活への支障などが総合的に判断されます。
A型事業所は配慮を受けながら働ける環境であり、収入の確保や生活リズムの改善、一般就労へのステップとして活用することもできます。
体調管理を優先しながら、自分に合った働き方を見つけていきましょう。
「働きたいけれど年金が心配」という方は、一人で判断せず主治医や支援員に相談しながら進めると安心です。
本記事は利用者が作成行いました。