障がいがあっても働ける 気軽に始められる仕事の探し方・種類を解説します
障害者だけど仕事がしたい・・・そんなあなたへの情報です
障害者だけどバイトのような軽めの仕事から徐々に始めたい、フルタイムの正社員はまだ自信がないけど、少しずつ働いてみたいという人は少なくありません。
まずは負担の少ない軽い作業からスタートできる方法を探すのがおすすめです。
ここでは、初心者向けの探し方やおすすめの働き方、就労支援を挟んだステップアップまで紹介します。
特性を活かした仕事の選び方のポイント
「どんな仕事が向いているか」は、障害の種類や個人の特性によって異なりますが、共通して大切なのは「無理なく自分のペースで貢献できる」環境です。以下に、よく挙げられる傾向を基に、具体的なイメージをお伝えします。
デスクワーク中心のオフィスワーク

身体的な負担を抑えたい方や、静かな環境で集中したい方に適しています。
データ入力、書類作成、経理補助などの事務職は、マニュアルが整っている場合が多く、合理的配慮(時短勤務や在宅対応)を受けやすい職種の一つです。特にパソコン操作が苦にならない方や、細かい作業が得意な方に選ばれています。
IT・クリエイティブ関連の技術職
自分のペースで取り組める仕事が好きな方に向いています。
プログラマー、Webデザイナー、システムエンジニアなどは、論理的思考やこだわりを活かせるため、発達障害の特性(ASD傾向)を持つ方からも「集中して没頭できる」と好評です。
在宅勤務やフレックスタイムが導入されやすいのも特徴ですが、最近はややテレワークは減少傾向な点は注意しておきましょう。
軽作業や現場作業
体を動かすのが比較的苦にならない方、ルーティンワークが安心できる方に適した選択肢です。
工場での組立・検品・梱包、清掃業務、倉庫仕分け作業などは、作業手順が明確で成果が目に見えやすい点が魅力です。知的障害や精神障害を持つ方でも、繰り返し作業を通じて自信を築きやすい職種として実績があります。
その他の選択肢
営業や販売のように動きのある仕事が合う方(ADHD傾向で行動力が活きる場合)、コールセンターのマニュアル対応業務、または農業・福祉関連のサポート業務などもあります。
大切なのは「完璧にこなす」ことではなく、「自分の強みを活かして貢献できる」仕事を見つけることです。
特に求人が多い、需要が一定数あるものをピックアップしてみました。WEB・事務オフィスワークなどはリスタルなどのパソコン作業がメインな事業所でまずは経験を積むのもおすすめですよ。
就労継続支援の3種類を知っておこう
一般企業の障害者雇用枠でアルバイト・パートとして探すことも可能ですが、未経験者の場合、まずは支援機関を利用してみるのもいいでしょう。
一方、軽い仕事からだとしても、スキル面での後々のことを考えると他にも色々な選択肢は知っておいてよいでしょう。
以下では、3種の選択肢を紹介します。それぞれ特徴が違うので、自分の障害や獲得したいスキルなどに合ったところを選択しましょう。
就労移行支援
就労移行支援は、一般企業への就職を目指す訓練の場です。雇用契約はなく、工賃は基本的に出ないか少額(0~数千円程度)。2年以内の利用で職業訓練に集中できます。
就労継続支援B型
就労継続支援B型は、雇用契約なしの非雇用型。軽作業が中心で、体調に合わせて通所を調整可能。工賃は全国平均月額約2.3万円程度(事業所により1万円以下の場合も)です。
就労継続支援A型(おすすめ!)
就労継続支援A型は、雇用契約ありの雇用型。最低賃金が保証され、平均月額8~10万円程度の給与が出ます。社会保険加入も可能で、軽作業の事業所もありますが、パソコン事務などスキルが身につく作業が多いです。
リスタルはA型にあたります。主にPC事務・サイト制作を学びながら作業できます。
A型でも事業所によってそれぞれ作業内容は大きくことなりますので、問い合わせ・見学・体験などを経たうえで判断しましょう。
金銭面で比べてみると大きく違うのがポイント
金銭面は生活に直結する大事なポイントです。それぞれのメリットとデメリットを整理してみます。
就労移行支援の場合、ほぼ無収入になるので、生活費は障害年金や貯金頼みになります。利用料がほぼ無料で訓練に集中できるのはいいですが、お金が入ってこないのがつらいところです。
B型は工賃が出るので少しでも収入が増えます。障害年金との併給が比較的しやすいのもメリット。ただ、工賃が低く、生活費の足しにしかならない場合が多いので、貯金や大きな出費が難しいのが現実です。
一方、A型は最低賃金保証で大幅な収入アップが期待できます。社会保険加入で医療費負担も軽減され、障害年金と併給も可能です(減額になる場合もありますが、総収入は大幅に増えます)。
貯金ができたり、一人暮らしを始めたり、趣味に使ったりと、生活に余裕が生まれる人がとても多いです。
特にB型からA型に移った人は「工賃2万円くらいから給与が約5倍になって、生活が一変した」「初めて貯金ができて安心感が増した」「社会保険に入れて医療費の心配が減った」などの声も。
金銭面での安定感は、A型が圧倒的に優位といえるでしょう。また、A型は長く働くための定着・習慣化の準備段階としてもA型は適しているといえるでしょう。
仕事の探し方実践ステップ

まずは行動してみましょう。メールや電話問い合わせからでもOKです。
- 市役所や区役所の障害福祉窓口、またはハローワークに相談する
障害者手帳を持っている場合、専門窓口で各支援事業所のリストをもらえます。 - 見学・体験利用を活用する
ほとんどの事業所で見学や体験が無料で可能です。実際の雰囲気や作業を試せます。 - 障害者就職エージェントを利用する
atGPやdodaチャレンジなどで自分がやりたい仕事の求人を検索できます。
就労支援の場合は近所の事業所を2〜3箇所見学してみてください。意外と通いやすい場所が見つかりますよ。
負担の少ない仕事から始め、安定した生活を目指すならA型からがおすすめ
最初は就労移行支援で訓練だけ、またはB型で軽い作業からスタートして働く習慣をつけるのもいいですが、金銭面の安定と将来の選択肢を考えると、早めに就労継続支援A型へのステップアップをおすすめします。
A型なら給与がしっかりもらえて生活に余裕が生まれ、社会保険完備で安心。スキルが身につく作業も多く、「収入が増えてモチベーションが上がった」「一般企業への自信がついた」という声がとても多いです。B型や移行支援からの移行事例も豊富で、自然に一般就労へつなげやすい環境です。
軽い仕事から始め、少しずつ力を蓄えて経済的に自立した働き方へ——まずはお近くの相談窓口で一歩を踏み出してみてください。あなたに合ったペースで、きっと前向きな変化が訪れます!
金銭面でも、A型に勤めることがおすすめです。支援員さんやご家族と話し合い、ご検討やお悩みの場合はお気軽にお問い合わせください。